黒田朝日、都道府県駅伝、そして青学の「その先」とは?【ほりさげスポーツ・おっさん目線 1.21】
最近に目にしたスポーツの様々な逆転劇や驚きの結果を、逆転トレンド研究所の研究員たちが好き勝手に掘り下げる「ほりスポ」。
今回は冬の風物詩「駅伝」と「マラソン」について。駅伝派「セコ」、マラソン派「アリモリ」の激論をスポーツオタク「シュウゾウ」が仲裁に・・・
おっさん目線あり、増田明美さんばりの細かすぎる情報も・・・

いやあ、正月の”箱根駅伝ロス”がようやく抜けたと思ったら、今度は“箱根疲れ”なんて言葉が出てきましたよ

そりゃそうでしょ。箱根駅伝は学生の集大成。4年かけて、あの舞台にすべてをぶつけるんだから。燃え尽きるくらいがちょうどいいんだよ

うーん、私はそれ、ちょっともったいない気がするなあ
■ 黒田朝日は「疲れた」のか、「進んだ」のか

今回話題になってるのは青学の黒田朝日選手。都道府県対抗男子駅伝では岡山の3区を走って区間5位。で、“箱根疲れじゃないか”って声が出てる

期待値が高すぎるんだよ。箱根の5区を区間記録で走った選手だぞ?区間賞じゃなきゃ物足りないって、駅伝ファンは誰だってそう思っちゃう

でも黒田選手、2月1日の別府大分毎日マラソンに出るんですよね?
去年の大阪マラソンも2時間6分台。朝日クンの視線、もう“次”に向いてる感じがする

学生なんだから、まず駅伝でしょ!

まあまあ。ここが今日のテーマだな。“駅伝はゴールか、通過点か”
■ 箱根が「最終目標」でもいい。でも…

学生にとって箱根駅伝は別格だよ。オリンピックより先に来る夢だろ

それは分かる。でもね、“その先”を見てる選手も確実に増えてる。
オリンピック、世界陸上、そして海外の賞金レース。そうなるとマラソンの方が、競技人生のスケールは一気に広がる

“夢の大きさ”の話だな

そう。“この先も走り続ける自分を想像できるかどうか”。
それって、気合とか根性じゃなくて、もっと長期的な人生観とか価値観が必要じゃない?
■ 原晋監督は「燃え尽き」を一番嫌う

ここで出てくるのが、青学・原晋監督の育成方針だ

原さんは勝利至上主義じゃないの?

いや、むしろ逆。
原さん、よくこんなことを言ってる
『「一歩」ではなく「半歩先」。
壮大な目標じゃなく、手が届く目標を確実に達成する。
その半歩の積み重ねが、4年間で大きな成長になる』

それ、マラソン思考ですよね。
一発ドンじゃなくて、積み上げ型
■ SMARTの法則は、「アスリート人生」を描く

原さんがベースにしているのが、いわゆるSMARTという目標設定の法則
- Specific(具体的か)
- Measurable(測れるか)
- Achievable(現実的か)
- Relevant(自分の意味とつながっているか)
- Time-bound(期限があるか)

駅伝の目標設定っぽいけど…

でも実は、これ“競技人生”そのものですよね。
箱根で終わらせないためのアスリート設計図
■ 青学に女子部員が2人入った意味

今年、青学に女子選手が2人入部するのも象徴的だ
- 芦田和佳選手(立命館宇治3年・高校女子駅伝4区区間賞)
- 池野絵莉選手(須磨学園3年・同5区区間2位)

女子は特に“駅伝で燃え尽きない”メンタルのアスリート設計が大事。
長く走れる身体と心をどう作るか、って視点が最初からあるかどうか

勝つためだけじゃない、ってことか

原さんは、駅伝も、マラソンも、社会に出た後も、
全部“一本の線”でつなごうとしてる感じがするな
■ 箱根疲れ?いや、「その先への助走」

だから私は、“箱根疲れ”じゃなくて“助走”だと思う

……確かに。
箱根が終わっても、物語は続くんだな

箱根はゴールじゃなく、人生のハイライトのひとつ。
その先を見ている選手ほど、静かに強い

ほりスポまとめ(おっさん目線)
箱根駅伝は、やっぱり特別だ。
でも、燃え尽きるには早すぎる。人生はまだまだ長い。
「半歩先」を積み重ねる選手たちの物語は、まだ始まったばかりだ。
おっさんはその姿が羨ましい・・・




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