メジャーリーガー・前田健太投手(36)がシカゴ・カブスとマイナー契約を締結したというニュースが、ファンの間で波紋を呼んでいます。
つい最近までデトロイト・タイガースのローテーション投手として活躍していた前田選手が、なぜマイナー契約に?
その背景には、「逆転トレンド」と呼ぶにふさわしい、ドラマのような展開が隠されていました。
美味しいパンをたくさん頂きました!
— 前田健太(Kenta Maeda)マエケン (@maeken1988) June 2, 2022
ありがとうございます🙇♂️
アメリカでおいしいパン屋さんが
増えてほしいな。笑@oh_maigoodness pic.twitter.com/rCFUc1IAkW
■ タイガースから戦力外通告、理由は“12億円の壁”
2024年オフ、前田選手は2年2400万ドル(約37億円)という大型契約の2年目に突入していましたが、成績は今ひとつ。
その結果、タイガースは前田をDFA(事実上の戦力外)に。
ここで注目されたのが、年俸残額800万ドル(約12億円)。
仮に他球団がトレードで獲得する場合、この金額を丸ごと背負わなければならず、獲得に名乗りを上げる球団はゼロ。
そして、前田は自由契約となり、マイナー契約という道を選ばざるを得ませんでした。
■ カブスが獲得!メジャー昇格時は1.1億円(日割り)支払い
そんな中、救いの手を差し伸べたのがシカゴ・カブス。
故障者が相次ぎ、特に今永昇太投手が故障者リスト入りしたことで、投手陣が崩壊寸前という苦境に立たされていたのです。
前田選手は現在マイナー契約(サインボーナスなし、出場保証なし)ですが、
メジャー昇格となれば最低年俸76万ドル(約1.1億円)が日割りで支払われる契約内容となっています。
■ “下からの挑戦”は、前田健太の真骨頂
華々しいキャリアの陰には、何度も訪れた挫折と逆境があります。
- 広島カープ時代の1年目、プロ初勝利までの苦悩
- メジャー移籍後、リリーフ降格と先発復帰を繰り返した日々
- トミー・ジョン手術からのカムバック
- WBC代表落選後の静かな闘志
そして今回は、「年俸12億円→ゼロ」→「マイナー再契約」→「1.1億円を目指して再浮上」という、キャリア最大の逆転劇ともいえるシナリオが幕を開けました。
■ 逆転の鍵は?メジャー復帰の可能性を探る
前田健太が再びメジャーのマウンドに立てるのか?
ポイントは以下の3点です。
- 今永・ヘンドリックスらの不在で、カブス先発陣は人手不足
- 前田の“調整力”と“頭脳的ピッチング”は短期間での即戦力になりうる
- カブスはプレーオフ圏内にいるため、実績あるベテランの起用価値は高い
「逆転劇」の舞台は整いつつあります。
■ SNSでも応援の声「マエケンは這い上がってくる男」
X(旧Twitter)やRedditでは、前田選手に向けてこんな声が寄せられています。
「マエケンは黙ってやる男。気づいたらメジャーに戻ってるはず」
「何度も這い上がってきた姿を見てきた。今回も信じてる」
「前田健太こそ“逆転の男”。最後に笑うのは彼」
■ まとめ:マイナー契約は、逆転ドラマの“プロローグ”にすぎない
かつて何度も逆境を跳ね返し、マウンドに戻ってきた前田健太。
今回のマイナー契約も、彼にとってはまたひとつの「始まり」でしかないのかもしれません。
カブスでのメジャー復帰、そしてもう一度「勝てる投手」として再評価される日まで──
マエケンの“逆転ストーリー”、まだまだ目が離せません。
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