戸崎圭太はなぜダービーを勝てないのか?10戦2着3回の真実と、2025年“逆転の時”来る

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【序章】なぜ戸崎圭太はダービーを勝てないのか?

2025年の日本ダービーを直前にして、競馬ファンの間で再び注目されているのが「戸崎圭太騎手はなぜダービーを勝てないのか?」という“謎”だ。
10回挑戦して2着3回。どの年も「惜しかった」「タイミングさえ合えば勝てた」と言われる中、未だダービー制覇には手が届いていない。

しかし今シーズン、戸崎騎手はリーディングトップを走り、海外GⅠも制覇。その流れの先にあるのが、ダービー初制覇という“逆転ドラマ”だ。


その理由:【真面目編】10戦2着3回…実績と惜敗のリアル

戸崎騎手のこれまでのダービー戦績を見ると、アドミラブル(2017年3着)やジャスティンミラノ(2024年2着)など、有力馬での挑戦もあった。だが、勝ち切るにはあと一歩及ばず。

競馬関係者の間では、「馬質に恵まれていなかった」「枠順や展開に泣かされた」という声も多い。特に昨年のジャスティンミラノは15番枠から懸命に追い込んでの2着。展開ひとつで結果は変わっていたかもしれない。

また、戸崎騎手の騎乗スタイルは“安全かつ堅実”。そのため、ダービーのような「1着以外意味がない」と言われる大舞台ではやや守りに入ってしまう傾向も指摘されている。


その理由【ジンクス編】“英語が話せないと勝てない”説とその真相

一方、競馬バラエティ的な“珍説”も存在する。それが「日本ダービーは英語が話せないと勝てない説」だ。

この説によると、過去10年のダービー勝利騎手には、英語圏での経験や英語インタビュー実績がある者が多いという。

外国人騎手は当たり前だが、日本人騎手でも武豊騎手は海外に一人旅をした経験があるし、川田将雅騎手も海外遠征で外国人騎手とよく話しているのを見かける。古くは福永祐一さんも海外留学の経験がある。


そして戸崎騎手。ことし4月にドバイでGⅠを勝った際、思わず出たのが…

「ベリーベリーホース!ベリーベリーハッピー!」

このまさかの“中学生英語”がトレンド入り。しかしこれが“言霊”となり、運気が好転したとする競馬ファンも一定数存在する。


【逆転の理由】2025年、エムズとの初コンビに託す夢

そんな戸崎騎手が、11回目の挑戦となる2025年に騎乗するのが、エムズ。京都新聞杯・GⅡで2着に入り、ギリギリでダービーの出走権を獲得した。

この馬とは初コンビ。だが、逆に言えば“しがらみのないフレッシュな関係性”で臨めるとも言える。

「11回目は“ぞろ目”で縁起がいい」「4枠8番末広がり」など、語呂合わせや風水的要素も多数聞こえてくる。

今年の戸崎騎手は、国内外のレースで勝利を重ね、勢い・運・タイミングすべてが噛み合いつつある。これまでの「惜しい」ダービーとは一線を画す気配があるのだ。


【まとめ】すべては6月1日、午後3時40分に明らかになる

競馬界には数々の“謎”や“ジンクス”があるが、最終的に結果を出すのは「人馬の力と運」だ。

戸崎圭太というこれまで何度も“逆転人生”を歩んできた男が、地方出身騎手として安藤勝己騎手・内田博幸騎手・岩田康誠騎手に続く4人目の快挙を達成するか──。

2025年の日本ダービーは、6月1日(日)午後3時40分発走。エムズは4枠8番からの出走。
そして2分30秒後、“なぜ勝てないのか”という問いは、“なぜ勝てたのか”に変わるかもしれない。

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