リザーブからの逆転出場、3度目の挑戦に注目!
2025年6月12日から始まる「全米オープンゴルフ」。今年はペンシルベニア州の名門・オークモントカントリークラブで開催され、日本からは松山英樹選手をはじめとする5人が出場します。
その中でもひときわ注目されているのが、金谷拓実選手です。カナダで行われた予選会では惜しくもリザーブ止まりだったものの、最終的に出場が決定。河本力選手とともに、逆転で切符を手にしました。
金谷拓実、3度目の正直へ──全米オープン過去2回は予選落ち
金谷選手にとって、全米オープンは2年連続3度目の出場。しかし、これまでの2大会はともに予選落ち。
今年は、米ツアーメンバーとして初出場となり、これまでとは違う立場で臨みます。予選通過はもちろん、さらなる上位進出に期待がかかります。
東北福祉大出身「ポスト松山」への期待
金谷拓実選手は、松山英樹選手の出身校として知られる東北福祉大学出身。そのキャリアは、ジュニア時代から注目され、アマチュア世界ランキング1位の経験も。
「ポスト松山」としての呼び声も高く、最近では欧州ツアーを中心に活躍し、2025年からは主戦場をアメリカツアーに移しました。しかし、現時点では目立った成績を残せておらず、今回の全米オープンは、まさに再起をかけた勝負の舞台といえるでしょう。
コースは難関・オークモント!勝負の鍵は“精緻なティーショット”
2025年大会の舞台となるオークモントカントリークラブは、前回2016年の大会でも多くの強豪を苦しめた難コースとして知られています。
鍵となるのは、ティーショットの正確性とフェアウェーキープ力。起伏の激しいフェアウェーをいかに攻略するかが、スコアを左右します。
2016年大会で予選通過を果たした谷原秀人プロは、金谷選手に期待を寄せてこう語ります。
「金谷選手は直近では成績が出ていませんが、フェアウェーキープする力やパットのうまさなど、このコースに求められる資質を持ち合わせている。タイトなコースには、彼のような欧州ツアー経験者が向いていると思う」(SportsNaviより)
黄金世代・金谷拓実の逆転劇に注目!
金谷選手は1998年生まれ、渋野日向子選手や畑岡奈紗選手らと同じ「黄金世代」。女子ゴルフ界が話題をさらう中、男子でも同世代の活躍を期待する声が高まっています。
今回の全米オープンは、「リザーブからの出場」→「初の予選通過」→「上位争い」という逆転ストーリーのチャンス。
日本ゴルフ界に新たな風を吹かせるか、金谷拓実選手の快進撃に注目が集まります。
まとめ:逆転出場の金谷拓実、全米オープンで覚醒なるか
- 金谷選手はリザーブからの出場決定で注目の的
- 過去2度の予選落ちから、3度目の正直を狙う
- 精緻なティーショットが求められるオークモントは彼向き?
- 黄金世代の星として、男子ゴルフ界に光を!
予選通過で終わるのか、さらなる“逆転劇”を見せるのか──。
逆転トレンド研究所は、金谷拓実選手の一打一打に注目します!
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