2025年6月13日――BTSの結成12周年の記念日であるこの日、韓国で行われたBTSのJ-HOPEのワールドツアーは、世界中のARMY(ファン)にとってまさに「サプライズ逆転劇」となりました。
なんと、11日に除隊したJUNG KOOKと12日に除隊したばかりのJINがサプライズ登場!実はほかのメンバー4人も客席から見守っていて、メンバー7人全員が会場に集結し、グループ再集結への期待を一気に高めたのです。
今回は、BTSのこれまでの軌跡と韓国の兵役制度、兵役中の生活、パフォーマンスへの影響、そして「兵役が生んだ新しいBTS」という逆転ストーリーについてわかりやすく解説します。
BTS――世界を熱狂させた7人組の軌跡
2013年にデビューしたBTSは、韓国のヒップホップシーンから始まり、やがて世界のメインストリームに飛び出していきました。
彼らの魅力は何と言っても、自己表現と社会的メッセージを盛り込んだ楽曲、激しくも繊細なパフォーマンス、そして7人の強い絆です。
「Dynamite」や「Butter」といった英語曲がビルボード1位を獲得し、日本でも東京ドームをはじめとするドームツアーを次々に成功させ、まさに「世界を動かすグループ」へと成長しました。
知っておきたい!韓国の兵役制度とは?
BTSがしばし活動を休止していた最大の理由が「兵役」です。
韓国では、満18歳から28歳の健康な男性には約18〜21か月間の兵役義務が法律で定められています。
BTSのように世界的スターであっても例外はなく、2022年から順次メンバーが入隊し、グループとしての活動は一時的に休止していました。
兵役中は何をしていたの?
「兵役って何をするの?アイドルは特別扱い?」と疑問に思う人も多いはず。
実際、BTSのメンバーも他の若者と同じように、基礎軍事訓練を受け、配属先でさまざまな任務をこなしていました。
例としては:
- 基礎訓練(約5週間):銃の扱い方、行進訓練、戦術演習など。
- 配属先での勤務:陸軍、海軍、空軍、社会服務要員など、個人の適性でさまざま。
もちろん、過酷な軍務の中でも体力管理やボーカルトレーニングを自分なりに続けていたメンバーも多いと言われています。
パフォーマンスは落ちていない?むしろ進化?
「兵役の空白で歌もダンスも鈍っているのでは…?」
これがファンの一番の心配ですよね。
しかし、今回のサプライズ登場で披露された2人のパフォーマンスを見る限り、その不安は完全に杞憂でした。
むしろ、兵役で鍛え直された体力と精神力がプラスに働き、パフォーマンスのキレが増したという声も!
兵役が生んだ「逆転のキッカケ」――新生BTSへの期待
韓国国内の研究でも、兵役経験が若者の心理的成熟やレジリエンス向上に寄与することが示されています。
未知の環境に適応する力、仲間と助け合う集団行動力、自己管理能力――これらは、BTSがさらに進化するための強力なエネルギー源です。
キャリアの中断という「デメリット」は、彼らの物語に新たなドラマ性を与えました。
空白をただ埋め戻すのではなく、兵役という経験を武器にして、これまでにないBTSを生み出す――
これこそが、彼らの「逆転トレンド」なのです。
まとめ:兵役を経て、BTSは再び世界を魅了する
BTSの物語は終わりではなく、兵役という試練を越えて次のステージへと動き出しました。
空白を恐れず、自らを鍛え直し、ファンと再び手を取り合う――その姿は、まさに逆境を力に変える「逆転の象徴」です。
これからも逆転トレンド研究所では、BTSの新たな挑戦を追い続けていきます!
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