~矢田みくにはなぜ“別格”に見えたのか?~【ほりスポ:おっさん目線】
初マラソンで2時間19分57秒、日本歴代6位。大阪国際女子マラソンでエディオンの矢田みくに選手が見せた走りは、単なる好記録ではなかった。35キロ過ぎ、海外勢のスパートに一度は離されながら、再び前に食らいつく粘り。そしてトラックに入ってからも、とにかく前を追い続ける姿に、日本中が息をのんだ。なぜ彼女は“前で戦う”選択ができたのか。そこに偶然はない。本記事では「ニューヒロイン誕生」をキーワードに、矢田みくに選手の強さの秘密を研究者目線プラスおっさん目線で紐解いていきます。
週末にあった様々な逆転劇や驚きの結果を、逆転トレンド研究所の研究員たちが好き勝手に振り返る「ほりさげスポーツ」。今回はおっさんも感動した大阪国際女子マラソンです。スポーツオタク「シュウゾウ」&&駅伝大好き「セコ」&女子アスリート応援団「サオリン」の3人が担当します。おっさん目線あり、増田明美さんばりの細かすぎる情報も・・・
また出たぞ…ニューヒロイン

いやあ…日曜日の大阪国際女子マラソン、正直しびれましたね。
矢田みくに選手、初マラソンで2時間19分57秒、日本歴代6位。
しかも外国人選手の前で引っ張るって…あれ、日本人やらないやつですよ。初めて見ました。

しかも35キロであの走りって何?
一番「脚にきます」「心が折れます」ってとこで、
外人選手のスパートに一瞬離されたのに、また食らいつく。
しかもトラック入ってからも「前、前、前」。
あれ見て「こいつは本物だ!」って思ったね。しかもレースの途中では笑顔も見せて、ビジュいいじゃん!

早くも出ました!おっさん目線!

無視、無視、
去年は小林香菜選手、今年は矢田みくに選手。
大阪国際女子マラソン、完全に“ヒロイン製造工場”になったね。
高校時代から片鱗、でも早熟じゃない、消えてない~

ヒロインって、高校時代からスター街道一直線…って思いがちだけど、
矢田選手ってそうでもないよね。

熊本のルーテル学院高だね。
全国的には「超名門」ってほどじゃない。
でも高校時代の2016年インターハイ3000m決勝で廣中璃莉選手と対戦してる。

ここ大事じゃない?
「勝ってないけど、同じ舞台に立ってる」。
これ、後の“自己効力感”に効くやつ。
「ライバル」~ずっといる“あの人”~

で、ここで出てくるのが廣中璃莉佳選手。

2025年日本選手権1万m。
残り5周で矢田みくに選手が前に出るんだよ。
最後は引き離されたけど、7秒差。

ライバルって「勝てない相手」じゃなくて、
「ずっと視界にいる相手」なんですよね。

だから言いたい。
これ、廣中選手のマラソン参戦フラグ立ちましたよ。
「チーム・環境」~火の国キャプテン~

矢田みくに選手はエディオン主将。
増田明美さん命名「火の国キャプテン」。

ネーミングがもう、メンタル育てにきてる(笑)

そして2025年クイーンズ駅伝優勝。
「チームで勝つ」「前で引っ張る」役割が染みついてる。
👉 外国人選手の前で引っ張った理由、ここにある
「性格」~夢にしない女~

私、一番刺さったのここ。
「オリンピックは夢じゃなくて目標」
「夢にするとイメージがぼんやりする。だから目標。」

名言きたな…。

「世界でメダルを獲りたい」って言う気持ち・・・
それをふわっとした夢じゃなくて、
今日の練習、明日のレースに落としてるのがすごい!

しかも
「練習が楽しかったから、本番も楽しく走ろうと思った」
これ、本物の強心臓ですよ。
「メンタル」~がむしゃら型レジリエンス~

去年の世界陸上では1万mに出場して20位。
普通なら「心折れる」やつ。

でも彼女は
「もう一度代表で走りたい」
→「がむしゃらに走りたい」
→「じゃあマラソンだ」

しかも
「世界で戦えるのはマラソン」って言い切る。
👉 現実直視型メンタル × 挑戦回避しない勇気
ニューヒロインが生まれる条件とは?

ニューヒロインが生まれる条件、整理すると――
1️⃣ 高校時代に「消えていない」
2️⃣ ずっと意識するライバルがいる
3️⃣ チームで引っ張る経験
4️⃣ 夢を語らず、目標に落とす性格
5️⃣ 失敗から逃げず、競技を選び直せるメンタル

要するに、
派手じゃないけど、折れない。逃げない。前に出る。

そして最後にこれ。
「あせらず、欲張らず、積み重ねる」

……おっさんが一番苦手なやつやん。
エンディング:これからが本当の勝負

初マラソンでこの記録、
なのに本人はもう「もっとできた」って言ってる。

「外国人選手に比べまだ足りないところが多い、その差を知れたことが収穫」って末恐ろしいんだけど・・・

前田穂南選手の日本記録、現実的に見えてきたね。

そして次は――
世界でどうなるか。

大阪で生まれた熊本出身のニューヒロイン、
本当の物語は、まだ始まったばかりです。




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