👉 【前編はこちら】白鵬、退職後は何をする?日本相撲協会を離れ「SUMOのグローバル化」を仕掛けるか?
https://remontada2017.com/2025/06/03/hakuho-retirement-sumo-revolution/
「もう親方ではないので、白ちゃんと呼んでください。」
2025年6月、元横綱・白鵬、改め「白(はく)ちゃん」が新たな挑戦を宣言しました。
日本相撲協会を退職し、しがらみを捨てた白鵬翔氏が掲げたのは、
『世界グランドスラム構想』――相撲を世界中の土俵へ運ぶ、前代未聞のプロジェクトです。
またこの構想実現のために、15世紀にモンゴル帝国を再統一した第34代皇帝ダヤンにちなんだ新会社「白鵬ダヤン相撲&スポーツ株式会社」を設立したことも発表しました。
親方から「白ちゃん」へ――しがらみを超えた再スタート
45回の優勝という歴代最多の記録を打ち立てた白鵬氏は、引退後も親方として若い力士を育ててきました。
しかし、相撲協会との確執を超え、自らの夢を叶えるためにあえて退職。
6月9日、白鵬氏は都内での会見直後に人生初めてのTikTokライブに登場。SNS総フォロワー数約100万人のインフルエンサーで、超無課金こと石田拳智氏(28)の生配信で今後の展望などを話しました。
生配信では、「もう親方ではないので、気軽に白ちゃんと呼んでほしい」と笑顔で語り、
長年の“伝統の枠”から完全に自由になった姿をファンに見せました。
トヨタが支援!世界グランドスラム構想の全貌
新たに発表された世界グランドスラム構想とは、
世界各国で相撲大会を開催し、相撲をオリンピック競技に匹敵するグローバルスポーツに育てるというもの。
すでに、これまでの「白鵬杯」をベースに、
アジア、ヨーロッパ、北米、中東などでの大会が計画されており、
そのビジョンにはトヨタ自動車もパートナーとして支援を表明しました。
まさに、SUMOが日本の国技から世界のSUMOへと羽ばたく時が来たのです。
白ちゃんの逆転劇――伝統から革新へ
「相撲は閉じた世界だからこそ価値がある」という意見も根強い一方で、
白ちゃんは現役時代から海外巡業を通じて、相撲の可能性を感じていました。
- 子どもたちに相撲を体験させたい
- 世界中に土俵を作りたい
- 相撲を誰もが楽しめるスポーツにしたい
そんな夢を阻んできたのが、日本相撲協会の古い体質だったとも言われています。
しかし、今やしがらみはゼロ。
白ちゃんは「相撲のLIVゴルフ化」とも言える大改革を自らの手で進める覚悟です。

SUMOワールドはどこまで広がるのか?
今回の構想には、
- トヨタをはじめとするグローバルスポンサーの協力
- 各国の相撲連盟や武道団体との提携
- 将来的にはプロリーグ化、オリンピック種目化
といった壮大なプランが含まれています。
すでに白鵬杯にはモンゴル、ロシア、アメリカなど多くの国から若い力士が集まっており、
まさに「SUMOワールドツアー」が現実味を帯びています。
まとめ:「白ちゃん」が相撲界に投げた大きな石
親方を辞めたからこそできる挑戦。
批判も、逆風も、一身に受け止める覚悟の白ちゃん。
誰もが思い描かなかった相撲の未来を、
誰よりも強かった力士が、誰よりも自由な立場で切り開こうとしています。
果たして、相撲の世界グランドスラムは実現するのか――
そして「SUMO」は再び世界を驚かせるのか。
逆転トレンド研究所は、この壮大なプロジェクトを追い続けます。
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