高校時代は栄光の中心にいた藤浪晋太郎。
甲子園春夏連覇、決勝での2日連続2安打完封、最速153km/h――
「大阪桐蔭の怪物」と呼ばれた右腕は、プロ入り後も阪神タイガースで華々しいスタートを切りました。
しかし、順風満帆だったキャリアは、気づけば「四球王」「乱調王」と揶揄されるように。
阪神ファンを何度も泣かせ、罵声を浴び、そして海を渡ったものの――
メジャーでも苦難の連続でした。
◆ マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約に
2025年6月17日(日本時間18日)、マリナーズ傘下3Aタコマは藤浪晋太郎を自由契約にしたと発表しました。
- 今季3A成績
21試合登板:2勝1敗、防御率5.79
4月までは防御率12.38の大荒れも、5月以降は11試合で1失点、直近8試合は無失点。
しかし**四死球14(10回2/3)**という制球難は変わらず。
代理人のスコット・ボラス氏は「日本を含めて次の働き場所を探す」とコメント。
故障はなく、今も速球の威力は健在とのこと。
◆ 藤浪晋太郎が歩んだ「乱調の歴史」
- 2012年ドラフト:4球団競合で阪神が交渉権獲得
- 3年目には自己最多14勝、しかし同時に四球82個、死球11個で「四死球二冠」
- 2016年頃から制球難が深刻化。頭部死球も多発し、乱闘騒ぎの常連に
- イップス疑惑も浮上するが、本人は「完全なイップスではない」と否定
彼の「速球は一級品だが制御できない」というアンバランスさは、もはや球界の都市伝説に。
◆ 逆転はあるのか? 日本復帰の可能性は?
ファン心理は複雑です。
阪神ファンは「もう戻ってくるな」という声も多い一方で、あの剛速球をもう一度見たいという期待も根強い。
藤浪自身はもともと巨人ファンだったという話もあり、もしNPB復帰となれば、巨人が手を挙げる可能性も?
あるいは前に「オレのところに来たら化ける」と言っていた新庄監督の日ハム?
高校時代にバッテリーを組んでいた森友哉選手のいるオリックスの可能性も・・・
あるいは独立リーグ、韓国、台湾など、選択肢は多岐に渡ります。
◆「逆転の法則」からの考察
逆転トレンド研究所では「逆転を起こす10の法則」をまとめています。今回の藤浪晋太郎選手のこれからの逆転ストーリーの可能性は・・・
【法則5】弱みを逆手に取れ
藤浪晋太郎の代名詞は「四球王」という不名誉な呼び名です。しかしこれは同時に、打者にとっては「どこに来るかわからない恐怖」でもあります。完全にコントロールを直そうと苦しむより、あえて荒れ球を武器にした投球スタイルに徹すれば、唯一無二の存在として再びマウンドに立てる可能性は大いにあります。
【法則7】環境を変えろ
藤浪は阪神時代から環境を変え、メジャー挑戦を続けてきましたが、まだ「本当に自分が生きる場所」を見つけ切れていないのかもしれません。日本復帰にしても、古巣阪神以外の球団で、ファンの色もメディアの目も違う新天地を選ぶことができれば、プレッシャーから解放されて力を発揮できるはずです。環境を変え続けることこそが、藤浪晋太郎が最後に逆転劇を起こす鍵になるでしょう。
◆ 逆転トレンド研究所の見立て
大谷世代の30歳――藤浪はまだ若い。
かつての甲子園の怪物が、再びマウンドで観客を沸かせる日は来るのか。
野球ファンなら誰しもが知っている「あのストレート」。
乱調すら逆手に取り、「荒れる剛腕」として生き残る可能性もゼロではありません。
藤浪晋太郎の「乱投逆転劇」。
この物語はまだ終わっていません。
◆ あなたは藤浪晋太郎に何を期待する?
コメント欄でぜひ教えてください!
・「日本球界で見たい」
・「もう一度MLBに挑んでほしい」
・「巨人入りあるかも?」
あなたの予想をお待ちしています!
まとめ
✅ 高校時代は無双の怪物
✅ プロ入り後は「四球王」へ
✅ MLBでも制球難に苦しむ
✅ しかし速球は今も健在
✅ 次の舞台は日本か?それとも――
逆転トレンド研究所は、藤浪晋太郎の逆転劇を追い続けます!
コメント
是非阪神に戻って来てもらいたいです。先発というより、クローザーをやってもらえるようになれば今の阪神にとって戦力になります。コントロールは心配ですが。
ムリムリ、阪神にはいらん。