小祝さくらはなぜガッツポーズをしない?天然キャラか、最強メンタルか?

逆転トレンド研究所<メンタル分析室>~小祝さくら研究➀

ピンチでも悠然としているトップアスリートのメンタルはどこが違うのか。私たちがスポーツを見ていて常に抱く疑問です。

逆転トレンド研究所メンタル分析室では、メンタルアナリスト/ホリシン(PsyCapMaster=心理的資本開発指導士)を中心に、気になる選手の“心の構造”を分析しています。

今回は、手首のケガから復帰したプロゴルファー
小祝さくら 選手にフォーカス。

おっさん目線トバリと、上から目線ネリー・ヒラセの疑問に、ホリシンはどう分析するのか?

「ガッツポーズをしない」って、どういうこと?

ネリー
ネリー

小祝さくら選手がいよいよツアーに復帰するね。去年の7月以来だから勘が戻っているか心配だけど。

トバリ
トバリ

いやー、たぶん大丈夫だと思うよ。何てったって宇宙人だから、彼女は。

ネリー
ネリー

おや、いつものおっさん目線じゃないのね?

ホリシン
ホリシン

では今回は「小祝さくらメンタル分析」をやりましょう。何が気になりますか?

トバリ
トバリ

最近の女子プロって結構ガッツポーズするけど、彼女はやらないよね。なんでだろう?

ネリー
ネリー

あの物静かな申ジエ選手でも思わず出ちゃう時があるのに。小祝選手はバーディー取っても嬉しくないのかしら?

ホリシン
ホリシン

ある意味、正解です。

ネリー
ネリー

え?そんな人いる?

ホリシン
ホリシン

もちろん嬉しくないわけではないと思います。ただ、“大騒ぎするほどのことではない”と感じているのだと思います。ジュニアのころ「バーディを取った時こそ気を引き締めよ」と教わったこともありますが。

<ホリシン分析➀>初優勝でも感情はフラット、きっとポーカーが強い?

ホリシン
ホリシン

2019年の「サマンサタバサガールズコレクションレディース」
で初優勝した時のこと。

この日は猛暑。体感温度37度近い暑さの中でのラウンドでした。

彼女の優勝インタビューの第一声はでこうです。

「みなさん、おつかれサマンサ」

ホリシン
ホリシン

会場は一瞬あっけにとられました。隣ではお母さんが初優勝の嬉し涙を流していましたが・・・

そしてさらに「初優勝です。どんな気持ちですか?」と聞かれ・・・

「BTSのライブの前から2列目の席が当たった時の方が嬉しかったです」

ホリシン
ホリシン

こんな選手います?初優勝だったら涙が止まらなくてスピーチもろくにできない選手もいるのに、こうして平然とギャグをとばしてそれほど嬉しそうでもなく、全く緊張感が感じられませんでした。本人もあまり緊張したことがないと言ってましたね。心理学的には「今」だけに意識を集中する「マインドフルネス」が実践されています。きっとポーカーやらせたら強いと思います。

これは“天然”なのか?

トバリ
トバリ

やっぱり宇宙人だよ。

ホリシン
ホリシン

確かに天然要素はあります。実際、「ガッツポーズのやり方がわからない」と語ったこともあります。

ネリー
ネリー

本当に分からないの?

ホリシン
ホリシン

たぶん本当です。でも、そこが重要です。

<ホリシン分析➁>感情の振れ幅を小さくできる人

ホリシン
ホリシン

普通、ガッツポーズは
“自分を鼓舞するため”にやるものです。

たとえば渋野日向子選手が驚異的なバウンスバック率を記録していた頃、ガッツポーズは感情のスイッチでした。

しかし小祝さくら選手には、その“スイッチ”が必要ないように見えます。

ホリシン
ホリシン

ガッツポーズを大きくする人は、同じ幅で落ち込む可能性があります。

感情は振り子です。

大きく上がれば、大きく下がる。

小祝さくら選手は――
その振れ幅をあえて小さくしているように見えます。

勝っても過剰に高揚しない。
ミスしても過剰に落ち込まない。

こうしたメンタルマネジメントが自然にできているんだと思います。天然の天然たるゆえんですね。

失敗したときは「もうしょうがない」ってすぐ流してしまいます。

天然キャラか、最強メンタルか?

トバリ
トバリ

で、結局どっちなんだ?

ホリシン
ホリシン

両方です。

ホリシン
ホリシン

天然に見える発言の奥に、

  • こだわりの少なさ
  • 勝敗への過剰な執着のなさ
  • 結果をアイデンティティにしない姿勢

が見えます。

これは「心理的資本分析」で言えば“楽観性”と“回復力”が高いタイプ。

勝ったら勝ったでいい。
負けたら負けたでしょうがない。

しかしそれは、諦めではありません。

感情を暴れさせない計算されたメンタル設計です。

<ホリシン分析③>小祝さくらは「静かなる最強宇宙人」

彼女は自分を盛り立てる必要がない。

だからガッツポーズもいらない。

喜びを小さくすることで、
落ち込みも小さくする。

ケガをしても落ち込まない。

その結果――
大崩れしない。

もしかするとそれが、
彼女が長く安定して戦えている理由なのかもしれません。

天然キャラか。
最強メンタルか。

答えはシンプルです。

“静かなる最強”。

それが小祝さくらというアスリートの輪郭です。

この復帰第一戦も自然体で臨むに違いありません。ひょっとしたら勝っちゃうかもしれませんよ?


次回の<逆転トレンド研究所メンタル分析>は――
「小祝さくらはなぜ崩れないのか?「天然のメンタル」の秘密」

あの「木になりたい」発言の真意に迫ります。

メンタル分析:メンタルアナリスト/ホリシン(PsyCap Master 心理的資本開発指導士)

「心理的資本」や「レジリエンス」をテーマに「ホリシンblog」を運営

▶ホリシンblogはこちら👇

ホリシンblog
「心理的資本=HERO」を「心のエンジン」にして仕事も人生もウェルビーイングを目指しませんか?

「心理的資本」を始めよう!内なる「HERO」に出合うとき
「心理学」と「経営学」の融合から生まれた「心理的資本」を知ろう!最近「心理的資本」(Psychology Capital...

コメント

タイトルとURLをコピーしました