逆転トレンド研究所<メンタル分析室>~小祝さくら編②
ピンチでも悠然としているトップアスリートのメンタルはどこが違うのか。私たちがスポーツを見ていて常に抱く疑問です。
逆転トレンド研究所では、メンタルアナリスト/ホリシン(PsyCap Master=心理的資本開発指導士)を中心に、気になる選手のメンタル分析を行っています。
今回は前回に引き続き、ケガから復帰して初戦を迎えた
小祝さくら 選手の第2弾。
おっさん目線トバリと上から目線ネリー・ヒラセの疑問に、ホリシンはどう分析するのか?
小祝さくらは「天然」だから崩れない?

いよいよダイキンオーキッドレディースが始まったね。楽しみだ。ところで前回小祝さくら選手の「天然」の話が出たけど、「天然だから崩れない」ってことはある?

私も知りたい。なんであんなに安定しているの?

では今日は小祝さくら選手の『「崩れない理由」と「天然」との関係』を分析してみましょう。
ホリシンのメンタル分析①「崩れない」のは“安定型メンタル”

まずはスタッツから。2025年は出場が7月までなので、2024年実績を見てみます。
- メルセデスランキング:4位
- 平均ストローク:4位
- トップ10回数:3位タイ
- パーオン率:10位
- 平均パット数:7位
- パーセーブ率:6位
- 平均バーディー数:4位
- 60台ラウンド数:2位タイ
- フェアウェイキープ率:54位
- サンドセーブ率:34位

フェアウエイキープ率とサンドセーブ率以外はすべて10以内です。こんなに安定している選手は他にいません。
突出型ではなく、総合安定型。

AlbaNetの「息子のお嫁さんにしたい女子プロランキング」も1位だったよ。2位は河本結選手。

余計なおっさん目線はいらないから!

この安定感の背景にあるのがもしかすると“天然のメンタル”かもしれません。
ホリシンのメンタル分析②「天然」を心理学で見ると?

そもそも「天然」って何?

一般的に言われる特徴は――
https://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20110901
- 独自のペース
- 計算のない素直さ
- 突飛な発言
- おっちょこちょい
- ポジティブさ

全部当てはまっている気がする…。

心理学的に見ると、「情動安定性(Emotional Stability)」が高いタイプとも言えます。
つまり――
外部刺激に揺さぶられにくい。
周囲がバーディーラッシュでも表情が変わらない。
大歓声にも過剰反応しない。
これは鈍感なのではなく、
感情の波が小さい構造です。
ホリシンのメンタル分析③「木になりたい」に隠された本質

以前、小祝さくら選手はこんなことを言いました。
私は木になりたいです。木はラクだと思うんです。何もしなくていいですよね。まあ木は木で大変なのかもしれないけど、まだ木になったことがないので本当のところはわからないですが、もしなれるとしたら結構太めの木がいいです。細いと台風が来たら折れたりして大変じゃないですか。だから幹が太い、何が来ても折れそうもない木がいいですね。

まだ木になったことがないって…また宇宙人発言だな。

でもアスリートとして熱量が足りなくない?

いや、なんか逆に「心を泡立てたくない」という気持ちを感じませんか?それとかなり「レジリエンス」(回復力)が高いと思います。
これが“崩れない人”の思考ですね。
木は――
- 風と戦わない
- 揺れるが折れない
- 根を深く張る
小祝さくら選手は「高く伸びること」より
「折れないこと」を優先している。
小祝さくら選手が悪天候で強い理由

そういえば小祝さくら選手は悪天候の時ほど強いって聞いたことがある。

まさにそこです。
外部環境が荒れても、自分の内側は荒れない。
雨でも、風でも、歓声でも、沈黙でも。
心を泡立てない。
だからスコアが大崩れしない。
まとめ~メンタル研究室目線
小祝さくら選手を“天然キャラ”で終わらせるのは簡単です。
しかしその奥には、
- 感情を制御する力
- 状況を受け入れる力
- 長期視点で自分を守る力
が見えます。
派手ではない。
でも静かに強い。
太い木のように。
それが――
「天然のメンタル」の正体かもしれません。
次回予告
「小祝さくらはなぜ海外へ行かないのか?牛タンの秘密」
安定を選ぶトップアスリートの思考に迫ります。
メンタル分析:メンタルアナリスト/ホリシン(PsyCap Master 心理的資本開発指導士)
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