小祝さくらはなぜ米ツアーに参戦しない?牛タンか母思いか、自己理解のメンタル

逆転トレンド研究所<メンタル分析室>~小祝さくら研究③

ピンチでも悠然としているトップアスリートのメンタルはどこが違うのか。
逆転トレンド研究所では、メンタルアナリスト/ホリシン(PsyCap Master=心理的資本開発指導士)を中心に、注目アスリートのメンタル分析を行っています。

今回は小祝さくらシリーズ第3弾。
テーマは多くのファンが気になっているこの疑問です。

小祝さくらはなぜ米ツアーに行かないのか?

<おっさん目線>トバリと<上から目線>ネリー・ヒラセの疑問を、ホリシンはどう分析するのか。

小祝さくらはなぜ海外へ行かない?

トバリ
トバリ

小祝さくら選手、無事に初戦を終えたね。ホールインワンもあって12位。まずまずでした。とにかく無事に4日間回れてほっとしただろうね。そしてアメリカのツアーも原英莉花選手と桜井心那選手が加わって楽しみが増えた。

ネリー
ネリー

おっさん目線的にでしょ?

トバリ
トバリ

いやいや純粋にです。ところでさ、最近の日本の女子プロって、みんなアメリカツアーを目指すよね。ことしは15人も参戦してるし。

ネリー
ネリー

そりゃ世界最高峰の舞台だから当然じゃない?

トバリ
トバリ

でも小祝さくら選手って、全然そのつもりはないらしいね。

ネリー
ネリー

そうなんだ。あの実力なら挑戦してもおかしくないのに。

ホリシン
ホリシン

今日はその理由をメンタル面から分析してみましょう。

ホリシンのメンタル分析①日本ツアーへの強いこだわり

ホリシン
ホリシン

小祝さくら選手は以前から
日本ツアーでの目標をはっきり口にしています。

・年間女王
・国内メジャー制覇
・安定したツアー成績

つまり彼女のキャリア設計は

「日本で完成度を高める」

という方向です。

ネリー
ネリー

でもトップ選手なら普通は世界を目指すものじゃない?

ホリシン
ホリシン

それは一つの価値観です。でも小祝選手は違う。

「自分にとってベストな環境を選ぶ」

という考え方ですね。

トバリ
トバリ

なんかサクちゃんぽいな。

ネリー
ネリー

何よ、急に友だちになっちゃって

ダイゴのメンタル分析②海外生活の厳しさを知っている

ホリシン
ホリシン

小祝さくら選手は以前こんなコメントをしています。

「語学留学とかホームステイは憧れるんですけど、
ゴルフでとかではないです。
言葉も食事も結構厳しいと思う。」

ネリー
ネリー

かなりリアルなコメントね。

ホリシン
ホリシン

さらにこんな発言もあります。

「ステーキが美味しいので、なんとかそこで耐えられる。
牛タンはなくても死にはしないかなと」

トバリ
トバリ

牛タン問題か(笑)好きだからな、サクちゃんは。

あと「なまこ酢」も必要。

ネリー
ネリー

そこなの?

ホリシン
ホリシン

冗談のようですが、これは実は大事なポイントです。

海外ツアーは

・言語
・食事
・移動
・文化

すべてがストレスになります。

つまり技術以外の負担が非常に大きい。

小祝さくら選手はその環境が
自分のパフォーマンスを下げる可能性を理解しているんです。

ダイゴのメンタル分析③世界を目指さない=弱いではない

トバリ
トバリ

でも世界に挑戦しないって、ちょっと守りじゃない?

ネリー
ネリー

トップ選手なら普通は挑戦するわよね。

ホリシン
ホリシン

そこが誤解されやすいところです。

世界を目指さないトップ選手がいてもいい。

それは

野心がないのではなく
自分を正しく理解(認識)している可能性が高い。

心理学ではこれを

セルフアウェアネス(自己認識)

と言います。

自分が一番力を出せる環境
自分が続けられるキャリア

それを冷静に選んでいる。

ダイゴのメンタル分析④「母優先」という価値観

トバリ
トバリ

そういえば小祝さくら選手って北海道出身でしょ?
家族を日本に残してアメリカに行くっていうのも、簡単じゃないよな。

ネリー
ネリー

確かに。海外ツアーに行く選手って、生活の拠点を丸ごと変えるケースが多いものね。畑岡奈沙選手みたいにフロリダに住んじゃうとか。

ホリシン
ホリシン

もしかするとそこは一つの大きなポイントかもしれません。

小祝さくら選手は、母・ひとみさんに女手一つで育てられました。
宮里藍さんのファンだったお母さんの影響でゴルフを始めています。

高校は通信制に通いながら、お母さんの負担を減らすために
ゴルフ場でアルバイトをしながらプロを目指しました。

つまり小祝さくら選手のキャリアは、
「母と二人三脚」で築かれてきたものなんです。

トバリ
トバリ

なるほど…そう考えると、日本を離れるって簡単じゃないな。

ネリー
ネリー

畑岡奈沙選手や勝みなみ選手のようにお母さんがついていくケースもあるけど。

ホリシン
ホリシン

もちろん本人がそう語っているわけではありませんが、小祝さくら選手の性格を考えると、この母の存在が小祝さくら選手のメンタルの核にあるのかも知れません。
そもそもメンタルの形成にはそれぞれの「価値観」という原点があります。

その原点が

・母を喜ばせたい
・母を安心させたい
・母を心配させたくない

という思いだとすれば、

無理に海外へ挑戦するより
母のいる安定した日本の環境で結果を出す

という選択はとても自然です。

ネリー
ネリー

なるほどね。わかるような気がする。
それは「守り」じゃなくて、価値観の問題なのかもしれない。

ホリシン
ホリシン

心理学ではこれを
価値観ベースのキャリア選択と言います。

やりたいこと」より「譲れないこと」を優先します。

小祝さくら選手の場合、

「世界で戦うこと」よりも
「自分らしく長く強くいること」

その軸にあるのが
母との関係なのかもしれません。

トバリ
トバリ

なんか牛タンの話より深くなってきたぞ。

ネリー
ネリー

最初からそこに気づきなさいよ。

ホリシン目線:小祝さくらのメンタルは「自己認識型」

小祝さくら選手が米ツアーに行かない理由は

日本ツアーへの明確な目標
海外環境のストレス理解
自分に合う環境の選択+母の存在

つまりこれは

逃げではなく自己実現の戦略。

派手な挑戦ではないかもしれません。

でも、

小祝さくら選手は自分の強さを一番発揮できる場所を知っている。

ちなみに将来は「たこ焼き屋」をやってみたいとか・・・

メンタル分析:メンタルアナリスト/ホリシン(PsyCap Master 心理的資本開発指導士)

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