最後のパットでメジャー初優勝を逃した岩井明愛選手は残念でした。しかし今回の結果を見ても最近岩井明愛選手と岩井千怜選手の成績に開きができつつあるように感じます。特にメジャー大会で顕著な差が生まれているのはなぜか。この岩井ツインズの現在の状況を技術面やメンタル面から分析しました。
おっさん目線・トバリ
理論派ゴルファー・フカボリ
情報レポーター・カタヒラ
メンタルアナリスト・ホリシン
最近の岩井ツインズに異変?

明愛選手、エビアン選手権は惜しかったですね。
メジャー優勝にあと一歩でしたね。

18番の3メートルのパットが入っていたらプレーオフだったね。

確かに。でもおっさんが気になったのは、
岩井ツインズの成績の差なんだよなあ。
最近、お姉ちゃんばかり上位にいる気がしない?特にメジャーは。

確かに数字を見るとそう見えます。
でも私は「実力差」ではなく、
今は”役割が分かれている時期”だと思っています。
| 大会 | 明愛 | 千怜 |
|---|---|---|
| 全米女子オープン | 25位 | 予選落ち |
| 全米女子プロ | 13位 | 予選落ち |
| エビアン選手権 | 優勝争い3位 | 予選落ち |
今季予選落ち回数:
明愛 3回
千怜 6回
海外メジャーは明愛向きだった?

確かに結果はその通りなんだけど、コースとの相性もあるんじゃないかな?
海外メジャーは距離は長いし、ラフは深いから結構パワーが求められる。
飛距離とアグレッシブな攻めが武器の明愛選手に向いているんだな。

一方千怜選手はフェアウェイキープ率が上位なのでもわかるように
「正確性」の選手です。でも極端に距離の長いコースでは、
セカンドショットで長いクラブを持たされることが多くなって
本来のピンをデッドに狙う強みが
発揮しづらくなっているんじゃないでしょうか。

あとはメンタルや性格の違いもあるように思います。
明愛選手はどちらかといえば「静かで職人肌」、
千怜選手は「社交的で感情豊か」と双子でも性格が大分異なります。
米ツアー2年目の環境変化に対し、
プレッシャーの受け止め方や気分の切り替え方に
一時的な差が出ている可能性があります。

そうか、双子でも性格は違うもんなあ。
ツインズは刺激し合う関係?

でもこれまでもどちらかが勝つとしばらくしてもう一方が勝つというような
抜きつ抜かれつのパターンはありましたよね。

一方が先に結果を出すと、もう一方が激しい刺激を受け、
数ヶ月〜1年遅れで急成長して追いつくパターンですね。
これは双子ならではの特徴かもしれません。

今回のエビアンも千怜選手は予選落ちしたにも関わらず、
最終日は明愛選手について回っていました。
そして試合後にはこう言っています。
『自分も自信をもらいました。次は私もこういうプレーができるイメージが湧いた。
ファンも選手たちも、みんな勇気をもらったと思います』
岩井姉妹は「レジリエンス」のかたまり?

海外メディアのインタビューに悔し涙を流していた明愛選手もそうですが、
このツインズは「レジリエンス(回復力)」のかたまりですね。
それと「オプティミズム(楽観力)」、だから切り替えが早いです。
「メンタル・リビルド」がうまい。

グリーン上で優勝したユ・ヘラン選手に
彼女の写真パネルを持ってきて笑わせてました。
悔しかったはずなのに・・・

二人を見ていると「応援もするけど負けたくない」という
普通のライバルとは違う存在感なんだろうね。

結果として二人でシーソーに乗っている感じ?

だからまたコースが変われば千怜選手も戻ってくるよ。
次の全英女子オープンは楽しみだね。昨年は初日4位だったからね。
そのあと崩れたけど・・・
お互いを高め合うのがツインズ?

双子のメンタルの相互作用はなかなか想像しにくいものがありますが、
「お互いを高め合う」という関係性は読み取れます。

二人とも英語もうまくなりました。
明愛選手はわざわざ励ましに来てくれたリディア・コ選手と
泣きながらもちゃんと会話してましたから。

ことしの全英女子オープンは世界屈指の難関コース
「ロイヤルリザム&セントアンズゴルフクラブ」。
出だしの1番ホールがパー3という千怜選手向きのコースかもしれない。
2018年に比嘉真美子選手が4位に入ったコースだね。

よし、全英は千怜選手を応援するぞ!
そういえば千怜ちゃん、髪を短くしたらもっとかわいくなったね。

あれ?おっさん目線さんは全英女子オープンは
永井花奈選手を応援するって言ってなかった?

うーん、どっちにするか、迷うなあ・・・二人でプレーオフやって!



