台湾LPGAとの共催で行われた「台湾ホンハイレディースゴルフトーナメント」で、若干20歳、ツアー3年目の新星が圧倒的な強さを見せた。
宮崎県出身の若手プロ、菅楓華選手である。
強風の難コンディションの中、最終日4アンダーの好スコアで回り、2位に6打差をつける圧勝。通算2勝目となった。
しかし彼女の本当の強さは、スコア以上にその「メンタル」にあるのではないか。
今回は逆転トレンド研究所のメンタル分科会のメンバー、
メンタルアナリストのホリシン、おっさん目線のトバリ、そして上から目線のネリー・ヒラセの3人で、菅楓華選手の急成長を読み解いてみたい。
「2日目78」からのリバウンドメンタリティ

いやー驚いたね。強風でみんな崩れてるのに最終日4アンダーだよ。
しかも2日目は78叩いて泣きそうになってたっていうじゃないか。

並みの新人ならその時点で崩れてるね。
ところが彼女はそこから2日間60台連発。
メンタルの切り替えの早さがすごい!

心理学的にはリバウンドメンタリティ、“短期的回復力”の強さが出ていますね。
失敗しても感情を引きずらず、次の日にはリセットできる。

なるほど。でもあんまりガツガツ取り返しにいってない感じだけど。
見た目もほんわかしてるから支えてあげたくなっちゃうよね。

誰もおっさんの支えは必要としてないから!
QT失格という大きな挫折
しかし菅楓華選手のメンタルの強さは、すでにルーキーイヤーに発揮されていた。
2023年の最終QTで彼女は5位の成績を残していた。
ところがスコア誤記という思わぬミスで失格。
結果、ルーキーイヤーをQT104位というほぼ最下位からスタートすることになった。

これ普通なら心折れますよ。プロ人生いきなり地獄スタートなんて。

トッププロでも立ち直れないレベルの挫折だね。

そこで彼女を支えたのが父親の言葉です。
「そこで立ち止まっていたら、何も変わらないぞ」
この一言で菅楓華選手は奮起する。
結果、2024年のルーキーイヤーは
メルセデスランキング64位まで浮上。これはQT104位スタートを考えると、かなりの快進撃である。
おっとりして見えて「自分を曲げない」

菅楓華選手ってさっきも言ったけど、見た目はおっとりしてるのに
やるときはやるタイプなのかな?

母親の証言によると“自分を曲げない芯の強さ”があるらしい。

これは最近の若いアスリートに多いタイプですね。
感情的に激しいわけではない。
むしろ静かなタイプなんですが、内側に強い軸を持っている。
さとり世代のメンタル
菅楓華選手は2005年生まれ。いわゆるさとり世代の終盤にあたる。

いわゆるデジタルネイティブ世代だよね。
合理的で、無駄に欲を出さない。

確かに。優勝して何千万も貰うのに、
“賞金でガチャガチャ回したい”って言ってたね。

300円のピュレグミを集めたい、ですって。

ツアー優勝者のコメントじゃない(笑)
欲がないのに強い理由

実はここが重要なんです。
欲が少ない人ほどプレッシャーに強い。
心理学ではこれを“結果志向ではなくプロセス志向”と呼ぶ。
つまり勝つことより自分のプレーに集中するタイプ。
実際、試合後菅楓華選手本人もこう語っている。
「後ろに古江さんや佐久間さんがいるのは感じていました。
でも周りを気にせず、自分のプレーに集中できました」

そいうえば17番のスコアボードを見るのを忘れたって。
そんなことある?

次のプレーのことしか考えていない。
集中力が自然に生まれてくるんでしょうね。
ホリシンのメンタル分析まとめ:菅楓華の強さは「自然系ポジティブ」か?
台湾での圧勝で菅楓華選手はツアーの新しい主役候補となった。
2025年のスタッツを見ると
- 平均ストローク5位
- トップ10回数2位タイ
- 60台ラウンド数1位タイ
すでに安定したトッププロの領域に入ってい

いやーでも20歳でこのメンタルはすごい。

天然っぽく見えて芯が強いタイプだね。

何と言っても笑顔がかわいい!

あの笑顔はおっさんに向けてじゃないよ!

それを意識しないでやっている。「自然系ポジティブ」とでも呼びたいような・・・
ちょっと小祝さくら選手に似た雰囲気もありますね。

確かに。

「天然ポジティブ」と「自然系ポジティブ」。
似てるようで似ていない?
メンタル分析:メンタルアナリスト/ホリシン(PsyCap Master 心理的資本開発指導士)
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